贅沢8巻こぼれ話!
オリンピック休暇が明けて、絶賛原稿中の日々を過ごしている我鳥ですがこんにちは!![]()
今日はちょっと息抜きに、ブログに雑談記事でも書こうと思います。
しかしなぜ唐突にシリーズ8巻のこぼれ話なのか? といいますとですね――
私は三年日記を愛用し続けているのですが、今使っている日記帳は2013年-2015年用で、今年は二年目。上の段には去年の今日の日記が書かれているのです。
先日、いつものように寝る前に日記を付けていて、ふと上の段を見ると、
「それにしても、しょーもないアイドル話……。大丈夫かな……」
と心配している文が。
それを見て、そうか、去年の今頃はアイドル編を書いていたのか~! と思い出したわけです。
そう、贅沢本編8巻といいますと、『ときめきは空に煌めく星の如く!』でございます。
陛下の両親にまつわる秘密が明かされた巻であり、まさかのアイドル編が開幕した巻でもあります。
そして、過去最高にボツを覚悟してプロットを提出した巻でもありました。
いや、いくらアホなシリーズでもさすがにこれはちょっと……と言われるだろうと思ったのです。それでも一応、自分はこういう展開で書きたいという主張はしておきたくて、思い切って提出したのです。
果たして、担当さんの返事は――。
「はい、これでOKです」
「
」
驚く私。
「えっ、いいんですか? 中華でアイドルいいんですか!?
」
「やー、もうこのシリーズがアホで中華っぽくないのはわかってますしー(笑)」
恐るべし、担当さんの太っ腹。
「あ、でも、ひとつだけ注意して欲しいことがあります」
(私の心の声)――え、ひとつだけ!? このしょーもないアイドル話で、注意することひとつだけ!?
「な、なんですか?」
「コンサートシーンなんですけど、さすがにマイクとオーロラビジョンはないと思うんで~、そこだけは気をつけてくださいね!
」
「……」
(私の心の声)――たったひとつ気をつけることが、それ!? それだけでいいの!? 本筋と関係ないよ!?
要は自由に書かせてもらえるということで、
「わかりました。気をつけます」
神妙に頷いておく私だったのでした。
続いて、陛下が本当にデビューしちゃったらユニット内でのイメージカラーは何色がいいかという話になり、陛下にはスターにしきの的な衣装が似合うのではないかと担当さんが言い張り、一頻り昭和アイドルの話をして、打ち合わせ(?)は終了。
電話を切ったあと、携帯を見つめて微妙な笑みを浮かべる私。
――もし今の会話を傍で聞いている人がいたとして、まさかこれが中華風後宮舞台少女小説に関する打ち合わせ(?)だったとは夢にも思わないよね……!![]()
斯くして――マイクとオーロラビジョンだけは出さないように気をつけて書いたのが、あの巻でございました。提出した原稿は一発OKでございました。
まさかのアイドル展開に驚いた読者様も多かったことと存じますが、書いた自分よりも、これに笑ってOKを出してくれた担当さんがすごいな――と未だに思う私なのでした。
今日も日記の上の段を見ると、去年の私は陛下のアイドル性の描き方について真面目に悩んだりしております。
しょーもないことを真剣に書く。それがこの『贅沢な身の上』というシリーズなのだとしみじみ感じる次第です。![]()












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