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2014年3月

贅沢8巻こぼれ話!

オリンピック休暇が明けて、絶賛原稿中の日々を過ごしている我鳥ですがこんにちは!happy01
今日はちょっと息抜きに、ブログに雑談記事でも書こうと思います。

 

 
しかしなぜ唐突にシリーズ8巻のこぼれ話なのか? といいますとですね――
私は三年日記を愛用し続けているのですが、今使っている日記帳は2013年-2015年用で、今年は二年目。上の段には去年の今日の日記が書かれているのです。
先日、いつものように寝る前に日記を付けていて、ふと上の段を見ると、

「それにしても、しょーもないアイドル話……。大丈夫かな……」

と心配している文が。
それを見て、そうか、去年の今頃はアイドル編を書いていたのか~! と思い出したわけです。

 

 

そう、贅沢本編8巻といいますと、『ときめきは空に煌めく星の如く!』でございます。
陛下の両親にまつわる秘密が明かされた巻であり、まさかのアイドル編が開幕した巻でもあります。
そして、過去最高にボツを覚悟してプロットを提出した巻でもありました。
いや、いくらアホなシリーズでもさすがにこれはちょっと……と言われるだろうと思ったのです。それでも一応、自分はこういう展開で書きたいという主張はしておきたくて、思い切って提出したのです。

 

 

果たして、担当さんの返事は――。

「はい、これでOKです」
sign02
驚く私。
「えっ、いいんですか? 中華でアイドルいいんですか!?coldsweats02
「やー、もうこのシリーズがアホで中華っぽくないのはわかってますしー(笑)」
恐るべし、担当さんの太っ腹。

「あ、でも、ひとつだけ注意して欲しいことがあります」
(私の心の声)――え、ひとつだけ!? このしょーもないアイドル話で、注意することひとつだけ!?
「な、なんですか?」
「コンサートシーンなんですけど、さすがにマイクとオーロラビジョンはないと思うんで~、そこだけは気をつけてくださいね!wink
「……」
私の心の声)――たったひとつ気をつけることが、それ!? それだけでいいの!? 本筋と関係ないよ!?

要は自由に書かせてもらえるということで、
「わかりました。気をつけます」
神妙に頷いておく私だったのでした。

 

 

続いて、陛下が本当にデビューしちゃったらユニット内でのイメージカラーは何色がいいかという話になり、陛下にはスターにしきの的な衣装が似合うのではないかと担当さんが言い張り、一頻り昭和アイドルの話をして、打ち合わせ(?)は終了。

電話を切ったあと、携帯を見つめて微妙な笑みを浮かべる私。
――もし今の会話を傍で聞いている人がいたとして、まさかこれが中華風後宮舞台少女小説に関する打ち合わせ(?)だったとは夢にも思わないよね……!sweat02
 

 

斯くして――マイクとオーロラビジョンだけは出さないように気をつけて書いたのが、あの巻でございました。提出した原稿は一発OKでございました。
まさかのアイドル展開に驚いた読者様も多かったことと存じますが、書いた自分よりも、これに笑ってOKを出してくれた担当さんがすごいな――と未だに思う私なのでした。

 

 

今日も日記の上の段を見ると、去年の私は陛下のアイドル性の描き方について真面目に悩んだりしております。
しょーもないことを真剣に書く。それがこの『贅沢な身の上』というシリーズなのだとしみじみ感じる次第です。coldsweats01

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贅沢11巻発売中!

はい、本日、新刊の発売日でございます!
私にとって記念すべき20冊目の著作となります。
ということはつまり、カバー袖で勝手に連載している園芸日記も連載20回を迎えたわけです。……わー、パチパチ(寂しい拍手)
自己最長連載記録をどこまで伸ばせるか、これからも頑張ります(笑)

 

shine 贅沢な身の上 ときめきと巡り逢いの環を胸に! shine

『贅沢な身の上 ときめきと巡り逢いの環を胸に!』

鳴鳴と玉毅が政略結婚!?
大切な鳴鳴を政治の駒として扱われるなんて許せない!
花蓮は天綸に絶交を言い渡し、この縁談を潰そうとするが――?
一方で、蜥蜴宰相・理央も水面下で何やら動き始める……?

 

本編11巻、シリーズ通算12冊目となります。
今巻は、カバーに鳴鳴が初登場ですよ!shine
それが表わすとおり、鳴鳴にまつわるエピソードがメインとなっている巻なのですが、花蓮ちゃんの乙女心の揺れも止まることを知りません。なんだか最近、陛下が罪な男になってきている気がします(笑)
ずっと書きたかったエピソードも盛り込めまして、しっかりその場面には挿絵も入れていただきまして、まあそこらへんについてはあとがきをお読みください(笑)

 

また、巻末に番外編を収録しておりまして、いつもより分厚い文庫でお届けいたします。
扉絵の花蓮ちゃんの笑顔が、私の大のお気に入りなのです。heart04

 

帯に小さく入っている(けっこうガチ)というフレーズに大ウケした私ですが(笑)、今巻のヒキに関しては、結構どころでなくガチでございまする。
続きは、夏の連続刊行をお待ちくださいませ~。ガチ且つむっふむふなクライマックスになる予定でございます。

ではでは、ご感想などお気軽に聞かせてくださいね!happy01

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