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雑誌Cobalt1月号発売!

12月ですね!
今年も残り1ヶ月なんですね、早い……!

先日は恒例のコバルト謝恩パーティにお呼ばれしてきたりもしました。
山盛りにスイーツを取るものの、食べきれないのもお約束。まことに以て残念ながら、別腹機能が搭載されていないのです、私の身体……。
(でも今年はお皿を持っていない状態で写真に収まったぞ!
そして、翌日のお喋りの方が本番(?)なのも恒例です(笑)
いつも仲間に入れてくださってありがとうございます、皆様!
今年も大人数でファミレスに居座っちゃいましたね。
 

そ、それはともかく!
本日は雑誌Cobalt1月号の発売日です!

ドラマCD全員サービス第2弾の応募が始まりますよ!
今回分には『天綸編』が収録されます。
キャストは、天綸:岡本寛志さん、花蓮:大空直美さんです。
雑誌口絵に陛下の台詞(というかモノローグ)の一部がピックアップされておりますが、まさにあんな感じのノリです。
他の作品はちゃんとキャスト同士の会話が抜粋されているのに、陛下のモノローグだけで(しかもフォントサイズ小さくして)あんなんなるくらい、ええ、つまり全力で残念陛下満開の一品でございます(笑)
(収録を聴きながら、のけぞり笑い悶えた作者でございますよ……!
陛下ファンの方は、ぜひGETしてくださいませー!
(あ、ばっちり花蓮ちゃんとの掛け合いもありますのでご安心を!)
 

そして今号の付録は、2013年のカレンダー!
『贅沢な身の上』もラインナップに入れていただきました!
今回のイラストテーマは『Kiss』とのことで。
しかしそう素直にキスされてくれるわけはない花蓮ちゃん。
どんな絵になるのかしら……と楽しみにしていたところ、犀川さんがスンバラシイものを描いてくださいました!
あまりに素晴らしすぎて、私に搭載された『勝手にアテレコ機能』が作動してしまいまして(別腹機能がない代わり、こんなものが付いている私の身体……)
初めは二~三言の会話がポンと浮かんできただけだったのですが、イラストを見つめ続けるうちに前後のやりとりまで湧き出してきて、それを書き殴っていたらなんだか軽くミニ小説(というかシナリオ?)っぽい様相を呈してしまいました。
せっかくなので、追記に載せておきます(笑)
カレンダーイラストと併せてお読みいただければ幸いです。
 

あ、それから次号予告もちょっと。
3月号は『文学少年少女』特集とのことですが、花蓮ちゃんにまさかの出演オファーが舞い込みまして(笑)。どうやら煌恋小説好きなところを買われたようでございます!
西域から来た煌恋小説ファンの少女や煌恋小説家の真奏さんも巻き込みつつ(もちろん陛下も残念なことになっていますとも!)、100枚ほどの中編を書かせていただきました。

また、まんが版『贅沢な身の上』(作画:山本景子さん)の連載が再開されます。
文庫2巻分のコミカライズとなります。
真奏さんが出てきますね~、楽しみです!(笑)

それと、付録の方にもミニ小説を載せていただけるとのことで。
いろいろ贅沢に顔を出させていただけそうな次号もよろしくお願いいたします!
 

それでは、『カレンダーイラストde勝手にアテレコ』に興味のある方は以下からどうぞ!
 

 

桃色の頬にときめきの口づけを!

 

「――さあ花蓮。今回の付録カレンダー、テーマは『きす』だそうだぞ。読者の期待に応えよう、ふたりでラブな雰囲気を出そうではないか!」
「へ? 『きす』ってなんですか? えっ、口づけのこと? 厭ですよそんなっ」
「ひと月の間、私たちのラブなシーンが読者の部屋に飾られるのだぞ。嬉しいではないか」
「どこがですかっ! 罰ゲームですよそんなのっ」
「相変わらずサービス精神のない娘だな……。まあいい、おまえはそう言うだろうと思って、これを持ってきたのだ」(後ろ手に持っていたブツをジャーンと突き出す)
「え……っ、それまさか」
「そう、おまえの等身大人形だ!
「うわぁ、よく出来てる~……――って、人形の手をにぎにぎしながらにやけ顔するのやめてくださいよっ」
「おまえに似て愛らしいのだから仕方ないだろう。――見ろ、この桃色に染まった頬を。これはきっと私に手を握られているからだな、本当におまえとそっくりだ」
「なんでそれが私とそっくりってことになるんですかっ?」
「おまえだって私が手を握ると赤くなるではないか」
「それはっ……暑苦しいからですよっ」
「この人形は、私に手を握られても文句を言わぬぞ。ただ黙って頬を染めるだけだ。愛い奴め」(人形のほっぺをツンと突く)
「そりゃあ、人形ですから喋るわけないでしょうっ」
「というわけで、代わりにこれとキスシーンを演じることにしよう」
「えぇっ?」
「かーれーん ちゅ
「ちょっと陛下っ、それ私じゃないですからっ!
「ではおまえにしていいのか?(にやり)」
「えぇっ? だっ駄目ですよ!」
「ならばこれに相手をしてもらうしかないだろう。――さあ、向こうで私と『奥様是十七歳的遊戯』をやろうな」(人形を抱いて踵を返す)
「わあぁっ、どんな遊びだか知りませんがすごくやな感じ、やめてください~!」(慌てて天綸の袖を引っ張る)
「ではおまえが付き合ってくれるのか?(振り返ってにやり)」※
「えぇっ? 厭ですよ!」※
「ならばこれに相手を――」※
「わあぁっ、やめてください――」※
(※しばらくくりかえし)
 

――たぶんこのあと陛下は、ドタバタのどさくさに紛れて花蓮(本物)のほっぺにちゅっとやって、真っ赤になった花蓮にグーで殴られて後宮から追い出されると思います。
そして花蓮のご機嫌を取るブツを探すために市へ出かけて昔の子分どもに見つかってさあ大変、になると思います。(←どこかで見た展開!)

以上、作者の勝手にアテレコ(妄想)劇場でした。お粗末様でした~!

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