◆残酷なロマンティシズム◆

年末の忙しない時期ですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。
私はひたすら原稿に勤しむ日々でしたが、そうこうするうちに新刊の発売日がやってまいりました！
　

贅沢な身の上　いざ、ときめきの桃園へ！
　

皇帝・天綸が熱を出して寝込んでしまった！
それを聞いた花蓮は、（後宮解体を防ぐために）こっそりお見舞いへ。
病床の天綸は、なんだか普段と違う感じで花蓮はドキドキ。
その一方で、宰相・理央に縁談が舞い込んでいることを知った花蓮はむふむふ。
お相手の姫君は何やら『不幸を呼ぶ少女』らしく、真相を確かめるために花蓮は姫君の集う《桃花塾》へ潜入するが――！？
　

てなわけで、今回は表紙に宰相閣下の理央が初登場しております！
さらに彼は挿絵の方でも、サービスシーン（？）を見せてくださっております。
やー、「悩ましげな理央を！」「色っぽく！」「アップで！」とお願いしたところ、スンバラシイ理央を犀川さんが描いてくださいました。本当にありがとうございます。
もうね、イラスト単品で見れば、「どんだけ切ない恋をしてるの、あなた……！」という表情なのですが（手の表情とかもね、色っぽいんですよ……！）、想っている相手は…………本編をお読みになって、ご確認くださいませ。
　

そして今回の表紙は、帯をめくると、ラブリーなとある生きものが隠れています。
「どうしてもカバーに！」と頼んで、描いていただきました。（色から質感から目玉の大きさまで、細かいことを言ってしまってすみませんでした犀川さん！）
なんだか今回イラストに関しては、『悩ましげな理央の図』とカバーのこれについてしか、注文を出さなかった気がします。こんな作者ですみません。
　

さて。贅沢シリーズも、３巻目になりました。
キャラも増えて賑やかにやっておりますが、あなたのお気に入りのキャラなどいらっしゃいましたら、ぜひ教えてくださいね。 （出番が増えるかも！？）
物語のご感想なども、お気軽にお聞かせいただけましたら嬉しいです。
（いつもいつもアホに突っ走っているので、皆様にお楽しみいただけているのかどうか、心配なのです……。）

　

そしてそして。
一年前の一月刊に続いて、またタロットしおりを作っていただきましたー！

カードは『THE FOOL』です。いかにも花蓮ぽいですね（笑）
書店で見かけましたら、ご自由にお取りくださいませー！
　

あ、それからコバルト文庫の冬のロマンスフェアも絶賛実施中でございます。
贅沢シリーズは『魅惑のアジアン後宮ロマンスフェア』の方に入れていただいています。
フェア帯の巻いてある既刊に、はるおかりのさんの『三千寵愛在一身』シリーズとのトリビュートイラストペーパーが挟み込まれています。（先日、私も見せていただきました！ 由利子さん、素敵なイラストをありがとうございました！ 犀川さんの描かれた三千～シリーズのイラストも見られますよ！）

そしてブックファースト新宿店さんでは、コバルト作家さんたちのサイン色紙がずらりと飾られているとのことで、私も犀川さんのイラストの隅っこにちょこっと名前を書かせていただきました。お近くに御用がおありの際は、覗いてみてくださいませー。

（オマケで、エゼルシリーズ既刊も『ときめきのファンタジーロマンスフェア』の帯だけ巻いていただいているようです。ありがとうございます。）