新作が発売されました!
本日、私の新作
月の瞳のエゼル ~太陽の王子と闇の鉤爪~
が無事発売となりました。
(なんかいい感じの絵文字があって嬉しい。)
例によって、帯付き写真をUPしてみます。
なお、前作に続いて今作も、Webコバルトにて表紙イラストの壁紙とバナーを作っていただきました!
さらに、今回はオススメ文庫にも入れていただきました! うわー、初めてオススメされちゃいました。嬉しいよう。
さらにさらに、書店用のPOPも作っていただけたようで。今日、私の手元にも送られてきました。相羽さんの新作と両面使いになってます。ぜひぜひ、本屋さんで見てみてください。
……えーとそれから……帯の右側に書かれていることについては、また明日。
以下、あらすじ(序盤まで)と、こぼれ話です。
ほんの少しのネタばれもイヤ、という方は、ご注意ください。
月の瞳のエゼル ~太陽の王子と闇の鉤爪~
どんなお話なのかというと――
主人公のエゼルは、赤ちゃんの頃に森で拾われて、下町のパン屋の娘として育ちました。
でもエゼルの月色をした瞳はとても珍しくて、魔物を呼ぶ力があるのではないかとささやかれ始め、どんどん町に居づらくなっていきます。
そんな折、エゼルは仲間とも噂される魔物に襲われてしまいます。すんでのところを王子様に救けられ、それが縁で小間使いとしてお城へ上がることになりました。
けれどエゼルがどんなに頑張っても、王子様はいつも不機嫌でした。それもそのはず、この王子様は魔物から呪われていて、夜になると現れる闇の鉤爪に苦しめられているのです。
エゼルに触れていると呪いの苦しみが和らぐことがわかった王子様は、夜毎エゼルを求めるようになるのですが……夜が明けるとまた、素っ気ない態度に戻ってしまうのでした。
それでも、自分を必要としてくれる人がいることが嬉しくてたまらないエゼル。なんとか王子様の呪いを解きたいと願うのですが――。
この先がどうなるのか興味を持っていただけましたら、本をお手に取ってみてくださいませー。
そして、こぼれ(?)話。
あとがきにも書いたことなのですが――
今回、ヒーローであらせられる王子様の名前が大層長くてですね。
フェルシャッフェルティ様と仰るのですが。
覚えにくいですよね、言いにくいですよね。本当にすみません。
とりあえず、三回くらい口に出して唱えてみたら、幾分マシに読み進めるように…………なりませんかね? ならない? う、うーん……。
恐縮したまま引き続きまして、今回の表紙イラストをいただいた時、私が何に感動したのかをお話させてください。
や、別に興味ない、と言われても、勝手に語ります。
今回、あとがきを書いたあとにイラストをもらったので、この感動に触れられないまま本になってしまって欲求不満が溜まっているのです。
主人公ふたりの2ショットイラスト。私が最初に見せてもらった時は、この文庫のカバーになっている状態よりも一回りくらい大きな絵でした。
なので、それをより再現するために、まず帯を外してみください。そして、カバーの折り返しを広げてみください。
すると――。
王子様の三つ編みが(ほぼ)露わになりますね?
そう、私はこの、三つ編みにノックアウトされたのです。
細すぎず太すぎず、まさにこれは、私が理想としていたボリュームの三つ編み!
ええ、わかっています。まさか王子様の三つ編みにそんな細かい描写をしても誰も喜ばないだろうなあ、とそこは理性的に原稿を仕上げた私だったのですが……何のリクエストもしていないのにこの素晴らしい三つ編み!
ありがとうございます凪さんありがとうございます凪さん。こんなところでお礼を言ってもしょうがないのですが(というか、真面目にこんな話をしたらきっと引かれる……。)、この喜びを誰かと分かち合いたくてたまらないのです。
……が、この話をしても、周囲の誰も、共感してくれないんですけどね?
金髪三つ編みの王子様、いいじゃないですか。ダメですか?
ヒロインじゃなくて、ヒーローが三つ編み。いいじゃないですか。ダメ?
本文イラストの方では三つ編みが解けている場面もあって、それが映えるのは、普段が三つ編みだからだと思うんですけどねっ?
――と、まあこんな感じのちょっとアレな作者なのですが、ご感想などありましたらお待ちしておりますー。
(や、別に三つ編み王子への愛に共感はなくても全然結構ですよ!)
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